パートナーストレッチをするときの注意点① 痛みはやり過ぎ❕

パートナーストレッチ 痛み パフォーマンスアップ/ 疲労回復(リカバリー)

ウォーミングアップやクーリングダウン、またはアクティブレストの時などには、アスリート同士でパートナーストレッチを実施する場合があるかと思います。

スポーツトレーナーなどスポーツ現場にいない場合には、指導者の方がパートナーストレッチをスポーツ選手に教えている場面も多く見受けられます。

パートナーストレッチをする際に、いくつかの注意点があります。

パートナーストレッチを実施する目的には、柔軟性アップやケガ予防がありますが、パートナーストレッチのやり方を間違えてしまうと、逆にケガの原因となります。

今回は、パートナーストレッチを実施しているときに痛みを感じるまでストレッチをすることは避けなければならない点について説明したいと思います。

No Pain, No Gainの考えは捨てる

私も学生のときはラグビーをプレーしていたので、No Pain, No Gainという考えを大事にしていましたが、ストレッチをする際には、ぜひこのNo Pain, No Gainの精神は横に置いといていただきたいと思います。

筋肉の柔軟性を高めるためにストレッチを実施する際に痛みを感じてしまうと、筋肉は防御作用として縮むようになっています。

No Pain, No Gainの精神であれば、痛みの後には成長が伴いますが、ストレッチで痛みを感じるまで実施してしまうと、筋肉の柔軟性を高めることは残念ながらできません。

筋肉の柔軟性を高めるためには、痛みを感じるまでではなく、不快感を感じるまで伸ばすようにしてください。

痛みを生じるパートナーストレッチ

痛みを生じるパートナーストレッチは、筋肉を損傷するだけではなく、関節を安定させる役割を担っている関節の周りにある軟部組織も損傷することになります。

この関節を安定させている軟部組織を損傷することによって、関節可動域が広がります。

筋肉の柔軟性を関節可動域で測定することもありますが、筋肉の柔軟性=関節可動域という関係ではありません。

筋肉の柔軟性を関節可動域で測定しているのは、関節可動域に関与している他の要因には変化がないという前提があります。

例外のスポーツ・競技

相撲やアーティスティックスイミング、チアリーディングなどスポーツトレーナーなどの専門家が痛みを伴うパートナーストレッチを指導している例外のスポーツ・競技もあります。

これらの例外となるスポーツ・競技の特徴は、美しさを追求し、その美しさをスコアで競うスポーツ・競技になります。

相撲の場合には、股割りという慣習・伝統もありますが、筋や他の関節を安定させる軟部組織の損傷をわざと発生させ、関節可動域を広げています。

その代わり、相撲では広げた関節可動域を維持したまま、他の筋肉を鍛えることによって関節の安定性を高めるトレーニングを実施しています。

筋や他の関節を安定させる軟部組織の損傷をしてしまうと、関節を構成する骨と骨がぶつかったり、軟骨を痛めてしまうリスクが高まります。

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