猫背で肩こりで悩んでしまっているアスリートには、小胸筋のセルフ筋膜リリースをいつもオススメしています。
今回は、猫背で肩こりで悩んでしまっているアスリートに小胸筋のセルフ筋膜リリースをオススメしている理由について説明していきたいと思います。
小胸筋と猫背、肩こりの関係
小胸筋は、大胸筋より小さい筋肉で、胸部にある筋肉になります。
肩甲骨から肋骨に付着して、胸郭や肩甲骨の動きに作用しています。
また、呼吸筋でもあるので、呼吸の仕方や心理的なストレスからも影響を受けやすい筋肉になります。
猫背が原因で肩こりで悩む人は多くいらっしゃいますが、猫背の場合には、肩甲骨が離れていると同時に、肩が前方に丸まり、顔が前方に突き出している特徴があります。
この猫背の特徴である肩甲骨同士が離れ、肩が前方に丸まってしまうのは、小胸筋の影響があります。
小胸筋の柔軟性が低下し、固ってしまうと、この特徴のような猫背の姿勢になります。
猫背改善、肩こり改善には小胸筋
猫背を改善したり、肩こりを改善するためには、この猫背の特徴である肩甲骨同士が離れ、肩が前方に丸まってしまう原因となる小胸筋の柔軟性低下や固ってしまっているのを改善する必要があります。
ストレッチやマッサージで小胸筋にアプローチすることもできますが、自宅やオフィスなどでいつでも自分でアプローチできる方法として一番簡単なのが、ボールを使ってのセルフ筋膜リリースになります。
小胸筋が付着している肩甲骨の烏口突起という骨の部分に強い圧迫をかけてしまうと骨折などのケガの原因となるので、注意が必要です。
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